2007-07-06

タイムマネジメント

今日は京都でSESSAMEセミナ。やはり現場の技術者さんに思いを伝えるのは楽しい。真剣に聞いてくれる(と思う)し、きちんとうなずいたりしてくれるからだ。

でも最近は、前段の「品質が重要だ」的な説教が多くなってしまい、持ち時間をオーバーすることが多い。一つは自分自身の品質危機意識の高まりだが、もう一つは潜在的な恐怖感かもしれない。

まだ修士の頃、まだ読み原稿を作っていたのだが、間に合わずに学会発表したことがある。まだスライドがあっても、読み原稿が無いと頭が真っ白になる程度の実力だったので、それはそれはヒドい出来だった。会場での質疑応答の時間に「よく分からない」と、指導教官から追い打ちをかけられたのもキツかった。

その時のトラウマで、どうも壇上で空白が空くというのが怖い。別にスライドが無くても1時間以上しゃべれるのだが、どうも怖い。結果として前段でスライドを無視して超過分しゃべっているのだから同じなのだが、どうも怖い。

この恐怖感を克服しない限り、時間の超過は治らないかもしれないなぁ。タイムマネジメントの問題ではないのかしら。いや、年取って説教臭くなっただけか...。

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