今日は山奥で急制動体験をしてみた。とはいっても別に事故を起こしたわけではなく、完全に安全が確保されている環境で、教官が横に乗っている状況での体験だ。
実は昔、明治通りと中山道の交差点で日曜日の早朝にフルブレーキングをかけて歩道に突っ込んだことがあったりして、懐かしい体験だ。ちなみにその時は早朝だったので人がおらず、特に被害は無かった。やっぱりムシャクシャしてクルマに乗るといけませんね。
不思議なもので、ABSの無いクルマだったのでタイヤがロックし歩道に向けて滑っている間、頭の中は妙に冷静で、流れている車窓の映像はスローモーションだった。もしかして走馬燈だったのかもしれないが、とにかくパニックにはならなかった。
今回はABS付きとABS無しで80Km/hくらいから急制動をかけるのだが、まず急制動をかけるために80Km/hまでスピードを上げるのに少しビビる。もう年なので最近はあまり飛ばさないせいか、及び腰。そしてフルブレーキングをすると、頭の中が真っ白に。安全が確保されていることが分かっていても、急制動をかけるという体験そのものがパニックを呼び起こすのかもしれない。もしくは年のせいで頭の回転が鈍っているのだろう。
いつまでも若いと思ってムリしちゃいけませんな、と思ったのが今日の収穫でした。隣に乗っていた教官には、ABS付きの方が制動距離が短いのは事実だけど、そもそも急制動をするような状況にならないことが大事なんだ、と注意されたしなぁ。皆さんも気をつけましょう。
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