2007-09-26

Starckの時計

休暇の時に結局買わなかったので、時計を衝動買いしてしまった。もともと持ち物に関してはあまり取っ替え引っ替えしない方で、今使っている時計はもう10年近くになる。これからも使い続けるつもりなのだが、それはそれとして、プライベートで使うようなユルい時計が欲しくなったのだ。

そもそも普段から時間に追われるような生活をしているので、休日はあまり時間に追われたくない。そんなわけで、正確な時間が読み取れないくらいでちょうどよいのだ。そんなミニマルなデザインの時計が欲しかったわけで。そんなことを思っている時にみなとみらいのクィーンズスクウェアで別の買い物をしていると、TicTacに可愛い時計があった。もちろん、すぐに衝動買いしてしまった。ルフトハンザみたいな色づかいもキュートだ。

FOSSILのStarckモデルのようだ。Philippe Starckは、悪名高き浅草のアサヒビールのオブジェのデザイナーというと分かりやすいかな。ちなみにあのオブジェは炎がモチーフだそうで。しかしそれ以外は、シンプルでミニマルなデザインが多い。

しかしこの時計、いま何時なのか全然分からない。まぁ分からなくてもいいと思って買っているのだから良いのだが。何がおかしいって、長い針らしき棒が実は時間を示す針で、短い針のように見えるS+ARCKの文字列が実は分を刻む時計なのだ。逆の方がアフォーダンスに合っていると思うのだが、それはそれでデザインが普通っぽくなってしまってイマイチなのかもしれない。というわけで、気に入っている。

これで少しは休日に時間を忘れられるかしら。何もせず何も考えない時間が無いと、ビジョンもアイデアもモチベーションも枯渇しちゃうからね。

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