2007-09-03

QBGタカギのジュレ

先週は忙しすぎてblogが更新できなかったのだが、色々他の人と話したり考えたりしたので、それについてはゆっくり書くことにする。とはいえ来週は休暇なので、いつになることやら。

今日は夕方まで大学で仕事の後、明日の集中講義のため博多へ移動。品川経由で羽田へと急ぐ。

暑くなる前は羽田に笹巻きえんがわずしという名作があったのだが、夏になってからはトンと見かけない。ムチャクチャ好物だったので残念だ。早く復活してほしい。秋になったら食べられるかしら。6月だか7月だかは佐賀牛の弁当があり、こちらも美味だった。しかし現在は、それほど心を躍らせる空弁は無い。

そもそも羽田には、ウキウキしてしまうようなスイーツのお店が少ない。もちろんピエール・マルコリーニはあるが、僕はあまりチョコが得意でない。期待していなかったが、もちクリームもハズレだった。キハチに至っては、ソフトクリームなので持ち運べない。パステルがあるが、毎回では飽きてしまう。

なので羽田で買う前に、品川の駅ナカであるEcuteに寄る。そこそこマトモなものが買えるので重宝している。というわけで、沼津魚がし鮨でにぎりのセットを買う。

Ecuteはスイーツのお店も結構あるが、何となくいつもQBGタカギに行ってしまう。ここはQBGというハチミツ屋さんと、ル・パティシェ・タカギという深沢不動のところのケーキ屋さんとのコラボだ。高木さんは郁恵・井森のデリ・デリ・キッチンにも出演していたので、かなり有名だと思う。キットカットは不味かったけどね。

ここで最近お気に入りなのは、シンプルなはちみつのジュレだ。メープルかな。少しレモンの酸味があって、サッパリしているので駅弁・空弁のデザートには最適だ。保冷剤も入れてくれるので安心。

このジュレ、とっても優しい味がする。一般にジュレというのは、腕が悪く固めすぎてしまったり、技巧に走って果実味が強すぎたりと、意外にバランスが難しいスイーツだ。若いうちはたっぷりの果実味でもよかったが、最近はシンプルかつ優しいものに惹かれるようになってきている。タカギのこのジュレは、変な混ぜものの味もしないし、甘味が強すぎることもないし、鼻につく果汁臭も無い。何の変哲も無いといえば無いのだろうが、スッと身体に入ってきて、サッと消えてしまい、フワッとした後味が残る。それだけ。それだけなのだが、つい買ってしまう。

もう少し時間があれば外のカフェでお茶でも、と思うのだが、イートインなのにフォークはプラスティックだわ、詰め込んでるので席は狭いわ、禁煙じゃないので近くに喫煙者が座るとケーキやお茶の香りが台無しだわで、気が引ける。むしろ持ち帰りにして新幹線や飛行機の中で食べた方が、妙な期待をせずに済むだけよいだろう。

甘いものが好きな人は、レジ横にあるはちみつのキューブを買ってもよろし。パッケージの猫が可愛いのもあって、疲れた時は和みます。こちらもオススメ。

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